イエス3回の法則に頼らない

今回は営業のテクニックから情報についての注意点なども書いています。

 

6大経営資源については以前のブログで書きましたが、経営資源とは

 

「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」「時間」「知的財産」

 

今日は「情報」についてです。

 

 

さて、皆さんは「イエス3回の法則」って知っていますか?

小さなイエスを積み重ねることで最後のイエスを引き出すという心理学のテクニックをそのまま使った古典的な営業の手法ですが、営業にあまり関わることのない方は例文をどうぞ。

 

例)Aはスタッフ、Bは保護者、場所は習い事教室をイメージしてください。

 

A「息子さん授業楽しそうでしたね」

B「はい、楽しんでました」

A「この時間は通いやすそうですね」

B「はい、通いやすいです」

A「先生とも相性がよさそうですね」

B「はい、ほんとに良い先生ですね」

A「じゃあはじめましょうか!」

B「はい、お願いします!」

 

こんなことです。

 

つまりお客さんに小さなイエスを言ってもらうことで、大一番のイエスに抵抗を無くさすというものです。

うそでしょー!という人もいれば、そうそう、これ使っているよ!という人もいますかね。

 

 

これですね、かなり古いです。

どのくらい古いかっていうと、iPhone 4くらいです。

一応使えるけど、古いというところでしょうか。

 

通常、営業に関する技術はあまり古くなりません、しかし、こういう小手先のテクニックに関しては注意をしてください。

 

ちょうど今はコロナウィルスの影響もあり、自宅でインプットをする機会も多くなっていることかと思いますが、情報老朽化については注意してください。

 

今の時代、小手先の心理テクニックはインターネットで誰でも知っています。

 

料亭の隠し味までもネットで調べられる時代です。

 

知らず知らずに持っている情報が古くなっていっていることに気づかないこともあります。

 

営業にかかわらず、こちらが新しいつもりで使っているものも素人さんでも知っているということは大いにあります。

 

とくに情報社会において、新旧の入れ替わりは激しいので注意です。

 

 

冒頭にあげた経営資源についても、古い経営学の本では「ヒト」「モノ」「カネ」ですね。

 

上場企業の経営セミナーでも「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」とされる場合も多いです。

 

西洋の多くの企業では「時間」という概念がここに入ります。

だから残業は資源の無駄遣いという認識が生まれます。

日本では「時間=資源」の感覚がないため「働き方改革」が変な方向に行くのですね。

 

そして、6大経営資源と言われるものはここに「知的財産」を含みます。

(ネズミのキャラは開発してもいいが、ミッキー使用はアウトです)

 

 

i Phoneや経営資源に例えましたが、毎日どんどん情報が新しくなる中で、自分が最新だと思って古いものを使うことがないようにしなくてはいけません。

 

そして、自己学習すればするほど、きっと情報量の多さに悲しくなることがあるかもしれません。

 

それだけ情報は多く、収集や学習は地道なものですが、出来る限り新しい情報に入れ替えることは忘れないでくださいね。

 

 

最後に、Team GSEの目的にも通じるところになりますが、

 

Time Machineのブログではひとりの24時間を10人で共有すれば240時間、100人で共有すれば2400時間になるという考えによって運営しています。

 

情報に関しても、投資と同じくレバレッジ(てこ)効果が出せると考えています。

 

それでも足りないときは、集めたい情報や、学習法についてブログでつぶやいてください。

 

必ず解決できますし、私が出来なくてもメンバーの誰かが確実に解決できると思います。

 

 

皆さんのビジネスでも「イエス3回の法則」のような今では誰でも知っているような小手先のテクニックはあるでしょうか?

 

もしあればコメントくださいね。

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