Work from home と work at homeと私見

僕の考える働き方など

 

私がオーストラリアで働いていたのは2020年2月まで。つまり、世界ではコロナウイルスが蔓延し始める前の月までと言っていいでしょう。

 

オーストラリアのシドニーでは大規模な山火事が落ち着いた2019年12月頃に「チャイナタウンにはいかない方が良いみたい」という話がちらほらと私の耳に入ってきました。

 

その後、世界の価値観を圧倒的なスピードで変えたコロナでしたが、ビジネスでも大きな変化がありました。それは、在宅勤務、つまり日本で言うところの「テレワーク」が大企業を中心に始まったことです。

 

最近、あるカフェの店内で目に入った本の表紙に「work at home 過ごしやすい部屋特集」(完全にうろ覚えです笑)というような内容が書いてあり「おや?」と思ったのです。なぜかというと、私がシドニーで働いていたときや語学学校の授業では在宅勤務のことを”work from home”と言っていたと記憶していたからです。もちろん、シドニーで働いていたころ、日本人の人が「今日はワークアットホームでやります」と聞いたこともあり、その時も少し違和感を持っていたのですが、改めて文字を見ると「?」が思い浮かんできました。

 

そこで、今回はこの2つの在宅勤務の言い方を働き方という目線から見て、また日本人はどのように今後働くのが良いのか私見を述べたいと思います。

 

Work from home と work at home

 

そもそもの話ですが、この2つの違いはご存知でしょうか?

 

fromの方は「家から仕事をする」、atの方は「家で仕事をする」ということで、メインの職場はどこなのか?という点が違うと言われています。例えば会社に通勤することが当たり前でそれを今回は訳あって家で働くならfrom、自宅兼事務所のような士業やアーティスト、働くことに関して自宅がメインならatを使うものとされています。

 

本来であれば、職場に行く“一般的な人”はfromを使うべきなのですが、不思議なことに日本ではatを使う場合が多いようです。(そもそもテレワークというのがメインですが)

 

ここに西洋と日本の大きな違いが出てきているようで、どちらかが正しいというわけではありませんが、家はくつろぐ場所と考えている西洋社会と仕事を一生懸命することが素晴らしいと思っている日本社会の差なのでしょうね。

 

英語の表現としては会社員の方たちが使うならfromがおそらく正しいのかなとは思いますが、文法の話はここまでにして、これからはfromもatも合体させたような考えをもって働くことが必要だろうと思っています。

 

世界における日本

 

世の中を騒がすほどの経営者の方たちが「どこでだって仕事ができる時代だ、そうするべきだ」という発言をされてもほとんどの人は「いや、あなただから言えるんでしょ?」となると思います。

 

私もノートPCとスマホがあれば比較的自由な場所で働けるありがたい環境ですが、普通に考えて場所関係なく自由に働ける人にそう言われてもしっくりこないものです。

 

しかし考え方として私は、家も会社もカフェも仕事場にしたらいいし、休む場所にしたらいいと思っています。

 

日本人の思考は何十年前からかストップしていると言われることがあります。

 

つまり、「日本はアジアのトップであり、欧米諸国と張り合える力を持っており、また観光においても人気がある国である。」という考えです。実際、日本人の人口は減っており、語学の問題から海外で働くことも少なく、企業は日本式の会社が世界から遅れをとっています。また、日本は観光ではとても人気があるという話ですが、円が安いため、一昔前に日本人がアジアに観光し豪遊していたような体験を諸外国からされているというのが現状です。

 

 

いつでもビジネス思考を

 

そんな中、私たち日本人は国際競争に負けてはいけないというのはありますが、個人の能力としても日本の中の競争で負けていることはおろか、満足していてもいけないのです。

 

最終的には個人の能力が高ければ可能性が広がり、低ければ何も選べない、というところになってしまうのですが、能力を必死になって伸ばす必要があるでしょう。

 

私たちは必ず個人の能力を高めなくてはいけません。

 

そして、そのためには数年だけは本気でビジネスに打ち込む期間があったほうがいいと断言できます。もちろん、そうなれば家に帰ったら勉強したり、考えたりする準備期間が必要です。もしかして大変な期間になるかもしれません。

 

その先にある世界は楽しくて仕方ないので一緒に体験したいと思っています。

 

 

少し話がそれましたが、ある時期はfromとatを足した働き方をするのがいいのではないでしょうか。

 

会社での上司部下間でこれを言ったら大変なことになりますが、他人が言うのは問題ないでしょう。実際、私は30歳くらいまでろくにちゃんと勉強したことがなく会社員時代もビジネスは経験とセンスだけでやっていましたが、本気で頭を使い出したら5年後にはオーストラリアで会社を経営していました。(不思議です)

 

やったことがない人ほど、やれば効果があらわれますので、もしやり方がわからない場合はぜひ相談してください。

 

つらつら書いたので長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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