デキる人がうまくいかない思考法

こんな経験はありますか?

◯契約が取れた
◯売上目標に到達した
◯前にできなかったことができた

ビジネスをしていて嬉しい瞬間です。

このようなとき、

「もっと単価高くできたのに」
「もう少し売上を高められたのに」
「もっと早くできるはずだったのに」

皆さんは、こんなふうに考えたことがないでしょうか?

一見、前向きで素晴らしい考え方ではありますが、ときにこの考えをする人がビジネスではうまくいかないことがあります。

最近、このタイプの人によく出会うので共通点について考えました。

 

こういう人は「自己否定のクセ」がついてしまっていることがあります。

 

実は今までクライアント企業でもこのタイプの人は多くいました。うまくいっているときはこの“前向きな自己否定”が好転を続けるのですが、ひとつコケることで自分苦しめてしまうことがあります。

真面目な会社員の方や、事業を立ち上げたばかりの経営者の方がこの考えで自分を追い込んでしまっている場合が多々あります。

 

ただし解消は簡単です。

 

前述の通り、このパターンは山ほど見てきているのですが、解消法は簡単で「自己肯定をする」だけです。

具体的には、最初に「今回これがうまくいったな」「この行動が良かったな」と具体的な自分の行った言動などをまずは褒めるようにしてください。

もちろん、より更に向上するのはビジネスにおいては必要不可欠なので、そのあとに反省をするべきでしょう。

 

順番は、

結果→肯定→反省

成功や達成したときも失敗したときもこの方法を使うと良いでしょう。

 

特に失敗しているときはその途中で十分に「あぁやってしまった」「これは失敗だ」と十分に反省をしていることでしょう。そこに自己否定をして追い込む必要はないと思います。

どの行動が良かったか、どの行動を減らせば良かったか、などを考えながら取り組むことは大事です。

 

ただし、ときに前向きな考えの裏側でじわじわとダメージを蓄積するような自己否定をしてしまっている人がかなりいるのが事実です。

私は自分に甘くなることを推奨はしません。むしろ厳しく追い込んでこそ成長するとさえ考えています。しかし、わざわざ自己否定を蓄積することも現代では必要ないと思っています。

特に今はチームにストレス耐性の弱いスタッフさんがいることがほとんどでしょう。

 

もし皆さんの中でリーダーポジションの方がいたら今回の内容を頭の片隅に置いておくと良いかと思います。

今回は珍しく自己啓発的な内容になりましたが、ぜひご活用ください。

では!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP