寝た子は起きたが、、

「寝た子を起こすな」

わざわざ寝付いた子を起こして泣かせる必要はないということ。

「眠れる獅子」

大きな力を持ちながら、それをまだ十分に発揮できていない人や国などのこと。

 

これはビジネスの世界でも言われていることでもあります。

わざわざ起こす必要がないという意味では正しいと思いますが、少し状況が変わってきたのではないかと最近考えています。

 

もう皆起きた、あとは、、、

 

今までは起きている人が一部だったのが、情報を手に入れようと思えば思うほど誰でも手に入れられるように時代は変化しました。

インターネット、ブログ、オンラインサロン、Youtube、最近ではClubhouseのような様々な人と繋がれるSNSまで出てきました。

 

つまり、良い情報に触れることが簡単にでき、誰でも成功する“やり方”を知ることが出来ます。

 

今まではその情報に触れることすらできなかった、もしくは難しかったものが誰でも簡単に手に入る。

ということはライバルが増えるような気もしますが、私はそれはないと断言します。

 

なぜならその次に「行動」というハードルが待っているからです。

 

情報を手に入れて、行動を起こす人はごくごく一部の人でしょう。

今までは情報を手に入れるための「行動」にひとつのハードルがあったため、それを乗り越えた人は次の実行するための「行動」へのハードルはとても低かったと思います。

それが今は情報を手に入れるための行動がわずかな労力で出来るため、実行をするための行動はより高いものになっているでしょう。

 

皆は起きたが、行動はしない。

 

行動をすれば目標にはやはり近づけることでしょう。

 

では自分たちのビジネスで気をつけることは、、

 

ここまだと「安心してください」というだけの話になりますが、気をつけないといけないことがあります。

 

これからより多くの人が「知識や情報を得て行動はしない」という「頭でっかち」になるからです。

皆さんの周りでもマーケティングの知識はあるのに経験は全くない、すぐに大きな例えや登場人物を出してくるがその本人に実績はない、といった人物が今後どんどん現れてくることでしょう。

 

そういう人とチームを組むことになったときに気を付けなくてはいけないことは、相手も正しいことを言っているため、納得してもらうことが難しいという点です。

 

相手に実績がなくても自分の組織より大きい「アメリカの○○ではこれで成功したんです」という理論に負けてしまうことが考えられます。

 

そうならないためにも、今行っているビジネスは感覚でやるのではなく、頭を使って整理をし、「何が上手くいっている要因か、何は失敗している要因か」を説明できるようにならなくてはいけません。

 

細かい、3人称での視点については今後お話することもあるかと思いますが、まずは頭で整理することから始めてもらいたいと思います。

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